本記事では、VPS Ubuntu 環境において、サーバー構築する方法を書きます。
ソフトウェアのインストールやセットアップ方法は、記事のリンクを参照してください。
VPSの月額料金、独自ドメインの費用以外は、すべて無料のものを使用しています。
セットアップしたもの一覧
サーバーOSとして、Ubuntu22.04を使用しました。サーバー構築するためにセットアップしたものは以下になります。
- さくらVPS
- Ubuntu22.04
- Git2.34.1
- Apache2.4.52
- Let’s Encript
- MySQL5.7.41
- PHP8.0.47
- Ruby3.1.3
- Ruby On Rails 6.1.7.2
- Passenger6.0.17 (ApacheとRuby On Rails の連携 )
- Redmine5.0.4
セットアップしたものの詳細
さくらVPS
VPSとしてさくらVPSを選びました。初期接続の方法を記事に書きました。
Ubuntuのインストール方法は割愛しています。
Git
バージョン管理ツールとして、Gitをセットアップしました。Gitサーバーとして使用することで、ソースの履歴情報をプロジェクトメンバーで共有できます。また、データのバックアップも兼ねています。
Apache、redmineと連携することで、Webブラウザからソースの変更履歴などの確認もできます。
Apache
Webサーバーとして、Apache2.4を使用します。ホームページを作成できます。
また、PHP、Ruby on Rails とも連携します。Apache上でこれらを動作させます。
Let’s Encript
https でWebサーバーと接続するため、Let’s Encrptをインストールしました。無料で利用できます。
MySQL
データベースとして、MySQL を採用しました。今回は、Redminde用のデータベースのみです。
が、データベースの使い道は多々あるので、今後PHPアプリケーションのデータの置き場所として利用する可能性が高いです。
PHP
サーバー上でPHPアプリケーションを動作させるために、インストールしました。現状使用してませんが、WordPressを動かす場合は必須となります。
Ruby
サーバ―上でRuby on Rails のアプリケーションを動作させるため、Rubyをインストールしました。
Ruby On Rails
主目的は、Redmineを動作させるため、Ruby On Rails をインストールしました。独自のRails アプリケーションもApache上で動作できるようになります。
Passener
Apache上でRuby On Rails を動作させるために、Passengerをインストールしました。
Redmine
プロジェクト管理ツールとしてRedmineをインストールしました。Redmineは無料で使用できます。
プロジェクト管理ツールとしては優秀です。サーバー構築する目的は、Redmineを使用するためと言っても過言でないくらいです。
- 作業進捗状況管理
- 作業内容管理
- 進捗状況管理
- ガントチャート
- Wiki
Redmineで作業内容忘れ、作業漏れが圧倒的に減るのはうれしいです。
まとめ
本記事では、VPS Ubuntu 環境でサーバ―構築する方法について記載しました。
ソフトウェアのインストールやセットアップの方法は個別のリンクを参照してください。